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『ホテルオークラ蘇州』(仮称) 2027年に開業

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2023年12月21日

~中国江蘇省の経済をけん引する蘇州に新たなホテルが誕生~

 株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻田 敏宏)は、中国蘇州圓融発展集団(本社:中華人民共和国〈以下、中国〉江蘇省、董事長:張亮)、株式会社マリモホールディングス(本社:広島県広島市、代表取締役:深川 真)、住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO 兵頭 誠之)が出資する不動産開発会社の蘇州融和不動産有限公司(本社:中国江蘇省、董事長:深川 真)と『ホテルオークラ蘇州』(仮称/2027年開業)に関する運営管理契約を締結し、2023年12月20日(水)に調印式を行いました。

『オークラリゾート マスカット』外観イメージ

(左)株式会社マリモホールディングス 代表取締役 兼 蘇州融和不動産有限公司 董事長 深川 真
(中央)新建元ホールディングス 副総裁 谢易涵
(右)株式会社ホテルオークラ 代表取締役社長 荻田 敏宏

 蘇州は、江蘇省東南部に位置する地級市であり、上海に隣接する地の利から江蘇省の経済的中心として発展を続けています。旧市街地を中心に点在する旧所名跡や運河が縦横に流れる中国らしい伝統的な景観が楽しめることから観光都市として知られてきましたが、昨今では中国有数の工業都市という側面も注目されています。
ホテルが位置する「蘇州工業園区」は、蘇州二大工業特区の一つとして1994年頃からシンガポール政府と共同開発が進むハイテクパークで、中国トップクラスの産業規模を有する国家級経済開発区として位置づけられています。持続可能なハイテク地区を謳い、世界の多くの企業が製品の生産・輸出拠点とするスマート都市として円熟期を迎えています。

 ホテルは、オフィスや住宅・商業施設が入居する複合ビルの上層部に配置される計画で、標準客室面積は42㎡、スイートルーム25室を含む249室規模を予定しています。日本料理、中国料理をはじめとした4つの料飲施設を備えるほか、エグゼクティブラウンジ、フィットネスジム、屋内プールなどの付帯施設を用意します。
また、大宴会場に加え、様々な用途にご利用いただける会議室・VIP室を5室設けており、滞在目的にあわせた上質な空間とサービスを提供します。複合ビルには、ホテルとは別に長期滞在用の客室を設けているほか、蘇州軌道交通 地下鉄1号線・5号線「星塘街」駅に直結しており、アクセスが至便です。

 『ホテルオークラ蘇州』は、中国江蘇省における初の「ホテルオークラ」ブランドのホテルとして、和のおもてなしに根差したサービスを提供してまいります。この他、オークラ ニッコー ホテルズでは同省において「ホテル・ニッコー無錫」(2010年開業)、「ホテル・ニッコー蘇州」(2015年開業)、「ホテル・ニッコー泰州」(2016年開業)、「ホテル・ニッコー常熟」(2023年開業)を運営しております。

- 『ホテルオークラ蘇州』(仮称)施設概要 -
所 在 地 : 江蘇省蘇州市蘇州工業園区蘇州大道北、星塘街西
延床面積 : 約170,077㎡ (ホテルは約34,413㎡)
階  数 : 地上39階、地下3階
客 室 数 : 249室
レストラン : 日本料理、中国料理、オールデイダイニング、ラウンジ
付帯施設 : フィットネス、屋内プール ほか
宴会場・会議室 : 6室
アクセス : 上海虹橋国際空港/上海虹橋駅から車で約60分、蘇州駅から車で約30分
  蘇州軌道交通 地下鉄1号線・5号線「星塘街」駅と直結

<蘇州圓融発展集団 会社概要>

 蘇州圓融発展集団は2005年に設立され、新建元ホールディングスの傘下企業に所属し、蘇州工業園区内の最大規模の商業用不動産開発運営会社です。

 資本金が40億人民元、総投資規模が146億人民元となります。不動産開発、商業運営、投資管理など様々な分野に参入し、ビジネス、観光、文化産業と商業運営などを中核とする国営企業です。累計開発規模は4.8百万平米以上、不働産運営面積は2.3百万平米を超えます。過去中国国内で商業用不動産のブランド力トップ10選を獲得したことがあります。

 蘇州圓融発展集団は蘇州工業園区に本部を置き、蘇州、南通、無錫などの都市開発を深耕し、事業を展開しています。地域統合戦略に参入し、町づくりに貢献でき、美しい都市生活、ビジネス文化レジャーの一体化プラットフォームを構築することが企業のビジョンとなります。

<株式会社マリモホールディングス 会社概要>

 株式会社マリモホールディングスは、全国で分譲マンション事業、収益不動産事業を手がける株式会社マリモ(1970年設立)を中核とするホールディングカンパニーで、2015年に設立。国内不動産事業、海外不動産事業、非不動産事業の3つのグループで事業を推進しています。

 中国での不動産事業においては、マリモが日本で半世紀にわたって培った安心・安全・快適な分譲マンションづくりを実践。国有企業と合弁会社を設立し、2013年には、蘇州市の蘇州工業園区で第1プロジェクト「北極星花園(全12棟・853戸)の分譲を開始。2017年には蘇州市のハイクラスな文教エリア、呉江区にて第2プロジェクト「尚雅苑」プロジェクト(全18棟1,260戸)を販売し、第1期532戸は即月完売、第2期728戸は即日完売となりました。

 マリモグループはパーパス「ヒューマニティとビジネスの力で社会の課題を解決し、人々の豊かな暮らしを創造し続ける」を掲げ、2030年にビジネスとソーシャルの割合を50対50にするソーシャルビジネスカンパニーへの進化をめざしています。

<住友商事株式会社 会社概要>

 住友商事は、128拠点(65か国・地域)で、金属、インフラ、輸送機・建機、メディア・デジタル、生活・不動産、資源・化学品の6つの事業部門と1つのイニシアチブにて、幅広い産業分野で事業展開しています。

 全世界に展開するグローバルネットワークとさまざまな産業分野における顧客・パートナーとの信頼関係をベースに、多様な商品・サービスの販売、輸出入および三国間取引、さらには国内外における事業投資など、総合力を生かした多角的な事業活動を展開しています。また、世界の発展をけん引するグローバルカンパニーの1社として、米フォーチュン誌の選出するFortune Global 500に29年間選出されています。

(ご参考)
会社概要 | 住友商事 (sumitomocorp.com)
企業情報 | 住友商事 (sumitomocorp.com)
会社案内 2023(日本語版) | 住友商事株式会社 (sumitomocorp.com)

 
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